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​大わらじの由来

どうしてこんなに大きな大わらじになったの?

 

昔、信者さんが、お仁王様が裸足で立っているのを見て、かわいそうだとわらじを編み、奉納したのが、お仁王様に手編みのわらじを奉納したはじまりだと言われています。

お仁王様をご覧になると、分かるように、お仁王様は、筋肉が隆々として大変たくましいお体をなさっており、全身からパワーをみなぎらせていらっしゃいます。そんなお姿を見た人々が、お仁王様の丈夫な足腰、健康な体にあやかろうと、わらじを編み奉納したのが、当山のわらじの信仰のはじまりと言われています。

当山の第29世住職である、現在の三澤宥智住職が、昭和  年に当山に入山した頃は、ご近所の方々が模造紙くらいの大きさのわらじを編んで、奉納してくださっていました。しかし、だんだんお年をお召しになって編むことが出来なくなり、宥智住職が自らわらじを編み、「新春厄除観音大祈祷会」に住職手編みのわらじを奉納するようになりました。

大安楽寺のお仁王様に奉納したわらじに乗ると、一年間の健康健脚、無病息災、厄除の御利益があると、人から人へと語り伝えられ、年々多くの方々が参拝に来られるようになりました。多くの参拝客の方々に乗っていただけるようにと、住職が年々わらじを大きく大きく編み奉納していくうちに、現在の大きさになりました。以前テレビの取材の方がおいでになって、全国放送で大安楽寺の大わらじが紹介されたことがございました。その時に取材なさった方がお調べになったところ、当山の大わらじは日本一の大きさであるとおっしゃっていました。現在大わらじの大きさは、片足分で畳約14畳分ございます。毎年住職と副住職が片足ずつ新しい大わらじを編み、新春厄除観音大祈祷会に奉納しています。

大安楽寺の大わらじに乗って、ご参拝なさったことがない方は、是非「新春厄除観音大祈祷会」にお越し下さい。そして、大わらじにお乗りになり、一年間の健康健脚、無病息災、厄除の祈願をなさってください。

令和4年度の「新春厄除観音大祈祷会」は1月9日(日)10日(月・成人の日)です。

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